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難病患者らが遠隔で接客 小型ロボットを活用/群馬県(21/09/17)

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難病や障害などのために外出が難しい人が自宅からロボットを遠隔操作して接客を行う取り組みが県庁32階のカフェで行われています。

注文カウンターで接客を行うのは、こちらの小型ロボット。東京都のオリィ研究所が開発した分身ロボット「オリヒメ」です。ロボットを操作するのは、広島県在住の今井道夫さんです。今井さんは、身体症状症という心の病を抱え外で働くのが困難ですが、ロボットを活用することで自宅で働くことができます。

県庁32階のカフェ「ヤマトヤ・コーヒー32」では、7月下旬から、毎週金曜日の昼にこうしたリモート接客が行われています。デジタル技術を活用して障害者の社会参加を後押ししようと県が行っているもので、今井さんをはじめ難病や障害を持つ県外在住の6人が交代で接客を行っています。

質問にも答えながら顔や手を動かしてコミュニケーションを取ることができ、今井さんは来店客にオススメのメニューなどを紹介していました。

リモートの接客は、来年3月まで、毎週金曜日の正午から1時間行われます。


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